
記事の概要
教職課程が気になるあなたへ! 履修のコツや教育実習のリアルな体験談を紹介
計画的に取り組む大切さや、教職課程の学びを深めるポイントが満載!
大変だけど、将来の選択肢が広がる貴重な経験が待っています!
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そもそも教職って?
💡教職課程(きょうしょくかてい)
小学校・中学校・高等学校などの教員免許を取得するために大学や短期大学で履修する特定のカリキュラムのこと教育職員免許法に基づき、文部科学省が定めた基準に沿って開設されている。
教職課程を修了すると教員免許状の取得が可能。公立学校の教員になるためには「教員採用試験」に合格する必要がある。
履修のきっかけ
佐藤さんが教職を履修しようと思ったきっかけについて教えてください!
率直にいうと、(自分の学科で)とれるからとったんですけど(笑)
将来の選択肢を増やしておいた方がいいよねってところです。
日本文化学科だったら教員免許を取る人はたくさんいるし、じゃあ自分もとっておくか、みたいな感じが最初のきっかけですね。
—— 履修者の実態は…
色々教職課程の一番最初の授業で、担当教員から「みなさんは何のために教職を履修しましたか?」という問いかけがあり、実際に受講生が挙手して答えたのですが、そのときに大体は「ただ単に資格を取りたい」という人たちでした。
実際に佐藤さんが履修していた頃は、「本当に教師になりたい人」 と「ただ資格のために履修している人」どちらが多かったですか?
自分も最初は「資格(を取ること)」が優先でした。
なぜかというと、教員になると、食いっぱぐれることがないからなんですよ。そもそも公務員だからよっぽどのことがない限り解雇されることはないから、仕事がない、働けないってなることがまずない。
教員はすごく安定しているのでいいなと思ったことが第一。その教員っていうカードを手にとるためにも、まず資格として必要だよねと、じゃあ教職とるか!という感じです。
—— 履修にあたって心に決めたこと
自分は教職を履修をするときに、辞退する人が多いと聞いていたので、「絶対、やめない!」そんなことを決意して履修したんですけど、佐藤さんは教職課程を履修する際や、履修の過程で自分の中で決めたことはありましたか?
「とったからにはちゃんとやろう!」っていうのが大事…。
一同:おお〜(感嘆)
現在の教育ってSNSとかでボロクソ言われているじゃないですか、「教員は社会のことを知らないからどうこう…」とか…。
そういうふうに、教育って社会から見る目がすごく厳しいんですよ。でも、逆に自分らは教育のことって何も知らないじゃないですか。言い方が良くないですけど、批判するためには、そのことについて一番詳しくなきゃいけないんですよね。
なので、教育について自分も考えたいと思うのであれば、自分がその分野について知らなければいけない、だったら勉強しよう。自分が知りに行こう。と思って、教職課程のいろんな授業を受けていましたね。
その結果として教員になることを選んだ背景にはどんな考えがあったんですか?
自分が教育分野について深く知っていくと、だんだんそっちに流されていくんですよね…(笑)
「教員やるぞ」となった最大のきっかけは、やっぱり学習支援ボランティアでしたね。
そこで、教育を受ける環境の格差を痛感しました。粗末な環境で不十分な教育を受けてきた生徒が実際にいることを目の当たりにして、公教育の役割って、こういった生徒に対しても平等に手を差し伸べることだよねって思って、「そっか、世の中のあらゆること(問題)を根源的に断ち切る、解消するためにはやっぱり教育って必要だよね」と。
じゃあそういった社会問題を解決するための一つの方法として教育に携わってみるのもアリだなっていう感じ…。
履修するための第一歩
入学して、教職を履修しようと思った時にまず最初にしたことはなんでしたか?
おそらく久保田さんもそうだと思うんですけど、履修要項の教職のところめっちゃ読み込みませんでした?
あ〜…!(共感)
履修要項を読まないと始まらないし、教職課程っていろんな授業がありますし、取らなきゃいけない科目の中には学科科目も含まれているので、それらを全部抽出して、やるべきことや、単位取得が必要な授業を1年次から4年次まで全部リストアップするっていうのをやってました。
入学時から、きちんと計画的にやっていこうみたいな意識があったんですね。
そうしないと頭が追いつかなくなっていくし、一個でも取りこぼしたら教員免許もらえないんで….
それだけは何としてでも回避しようと思っていました。
誰も教えてくれないんですよね… 大学だから…。
履修スケジュール作成のコツ!
佐藤さんが履修のスケジュールを組む際に工夫したことはありましたか?
一応、参考にできるものはあって、教職センターのHPに教職カレンダーというものがあって、1年次から4年次までどのタイミングでどんなガイダンスやイベントがあるかがまとまっているので、スケジュール組むときはちゃんと参考にする!
色々そして、授業も各学年ごとにどれをとるかは履修要項に書いてあるので、それを参考にしてまとめるっていうのを自分はやっていました。
教職課程って、教職では必修の授業でもPORTAの履修登録時に自動で追加されるわけではないので要注意です。
自分で把握しておく必要がありますね…。
自主性が求められますよね…
自己責任というか…
学部によっても(教職の情報を)言ってくれるところと言ってくれないところがある。日本文化学科って6、7割の学生が教職をとるので、最初から学科ガイダンスに組み込まれていたりして、親切だった。
ただ、経営とか経済とか、履修者が少ない学部だと、言ってくれないんだろうなあと思います。
久保田さんの学科では言ってくれます??
そうですね。
心理人間学科は教育関係の学びもやっていることもあって、結構言ってくれると思います。
最初のガイダンスの時に、教職関連のイベントはこれがあるよ〜みたいな情報を共有してくれます。
じゃあ新入生は、まず教職を取ろうと思った時に、教職センターの教職カレンダーをよく確認しておくことと、ガイダンスの実施についてよく注意して情報収集をすることが大事になりそうですね….。
—— 履修時の注意点!
「とれるうちにとれる単位は全部取っとけ」ということを伝えたいです。
2年になるとサークルの主幹を任されたり、3年になってくると本格的に就活が始まってきたり…
教員採用試験の勉強も始めなきゃいけないので、今のうちにとれる単位は全部取っておく意識が大事! そうしないと後々大変になるから…!
特に1年次の、時間に余裕があるうちに、なるべくたくさん取っておこう! と。
履修のコツについて、久保田さんはどうですか?
もし記事を読んでいる人の中に心理人間学科の方がいらっしゃれば、お伝えしたいのは、心理実験がある時期に教職関連の授業はとらないようにした方がいいです…。
実験がめちゃくちゃ大変で、毎週かなりの量のレポートを課されるので、被っちゃうとやばいです。自分の首を絞めることになっちゃいます…。
自分もその1人なので、、、
ひえ〜〜〜…
普段の忙しさに加えて、ちょっと余裕があるな〜 くらいの時にとらないと大変になっちゃいますよね〜
フルコマとかありますよね。
1限から5限まで!
なかなか大変そうだ、それは…
1年次は教職入門だけなんですけど、2年次になるとまた増えてくるので、計画的に履修を考えた方がいいです…!!
教職課程のリアルな体験談
個人的には、教職の授業が5限に入ってくるのがつらいなと思った反面、心理の人間としては、グループワークも多く、心理っぽいことをやっている感じがしてすごく楽しいなと思いました。 佐藤さんが感じていた教職の大変さ、楽しさを教えてください。
ここが大変だったなと感じたのは履修者の温度差ですね。
二つの温度差があって、
一つ目はグループワークでの温度差です。
僕の当時はコロナ禍で、教職入門の授業も全部オンラインだったんです。学生がパソコンの前で喋るのに慣れていないから、沈黙が続いて話し合いが進まない時がつらかったです。
二つ目の温度差は教職課程に対する意識の差です。
自分は教員になるかどうかは別として、教職課程をちゃんとやろうと思っていた人だったんですね。資格取れればいいからなあなあで受けている人もいれば、絶対自分は教員になるんだという熱意を持って受けている人もいる。ここの温度差ですね。ガツガツ来る人もいるし、人によっては全然喋らない人もいる。
この温度差にやられて、「ちょっと教職しんどいな…」って思ったこともありますね。
うんうん… どうですか、鈴木先輩は教職履修しててこういった温度差はやはり感じるものですか?
さっき佐藤さんが言ってたように、どうしても温度差による二極化はありますね。特にプレゼン作成とかの場面で熱意の差がしっかりでてくる印象です。授業の一環として見てると別に悪いわけじゃないんですけど、「めんどくさいから…」って人もいるので…。こればっかりはどうしようもないですね…
そうですね…. 教育実習とかでより顕著になると思います。
| 🍀がくそんからのメッセージ 教職課程を履修するモチベーションは人それぞれ。志がある人とない人が入り混じることで、大変さを感じる場面もあるようですね… だからこそ!教職を取ろうと思い立った理由、目的を忘れないことが大事‼️ 教職を志す新入生諸君は、自分の目的や学びに対する想いを忘れずに頑張り抜いてほしい! |
教育実習の実態
教育実習は中学・高校どちらに行かれましたか?
僕は高校の国語の実習に行きました!
教育実習中の1日のスケジュールについて教えてください。
ざっくりとしたスケジュールをあげると、朝8時ごろに学校に入って、8:15に他の先生方に混じって朝礼する。その後クラスに行ってホームルーム、授業の時間で他の先生方の授業の見学に行ったり、実際に自分で授業をしたり、指導案について指導教員の先生に講評をいただいたりして過ごしていました。
学校を出る時間は17:00〜17:30、放課後は部活動を見に行ったり、指導案を作成していました。
教育実習の業務としては、全て学校で完結していましたか? それとも家に持ち帰ってやってましたか?
ん〜、当然持ち帰りですね〜
一同:う〜ん!(納得)
指導案とかは学校にいる時間だけでは作れないので。
教育実習の事前訪問で授業の概要を知らされて、そこから教材研究とかをしてどんな授業にするかを考える、というように指導案を作成するんですね。そこから提出して修正してを何度も何度も繰り返していくっていう感じで教育実習が進むので、持ち帰ることが多いと思いますね。
ただ、自分の場合はあらかじめ指導案を作って模擬授業も済ませて学校側に持っていったので、他の人と比べたら家でやることはそんなに多くはなかったかなと思います。やって1時間とか、それくらいで済みましたね。
授業テーマは、学校の方から提示されるんですか?
そうですね。
テーマはあらかじめ決められていて、教材も指定されます。
自分は『徒然草』をやったんですけど、どの項目をやってねってところを指定されて、それに基づいて作成する感じです。
自分が好きなテーマで授業できると思ってた……。
やれないです(笑)
ってことは、自分で授業のネタとか考えるのも、一手間必要そうですね…
本当にネタがない!きつい!ってなったら、教職センターおすすめで、教職センターに過去の教育実習の指導案が全部残っているので、自分と似た授業を参考にすると、指導案を作りやすくなると思いますね。
教育実習を生き延びる上での結構なヒントですね…!
知恵ですね…。
教育実習は人に頼る甘えるがいちばん大事です…!
新入生に向けたメッセージ
最後に、教職課程を履修しようと考えている新入生に向けて、お二方からアドバイスや応援メッセージをお願いします!
端的に言うなら
「迷ってるなら取ってね」ということを伝えたいです。
取ることのデメリットはあまりないです。忙しくなってきて「どうしよう続けられない!」でも全然いい。気になってるならとりあえず取っておこう。取ったら、いろんな授業があると思うので、自分って教育に向いてるのかな、教員になりたいのかな、ってことを考えながら受けてもらえばいい。教員は違うなと思ったら別の道に行ってもいいし、教員になりたいと思ったら教員免許を取ればいい。
選択肢の幅を広げると言う意味で取ってみたいなという方がいたら、ぜひ取ってもらいたいなと思いますね!
—— 久保田さんはいかがでしょうか?
やっぱり迷っているなら取った方がいいです。
教職課程では普段の大学の授業とは違う授業を受けられます。学生のうちに講義を受けてレポートを提出してというように1人で完結する授業を受けるのとは違った形式で、グループワークなどで人と関わらないと単位が取れないという授業を受けること自体がいい経験になると思います。
教員になるかならないかは別として、ちょっとでも興味があるなら取ってみることをおすすめします。
お二方の、「迷っているなら取ろう!」という前向きなアドバイスが印象的でした!
本日はありがとうございました! お疲れ様でした!
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!!
まとめ
📌 教職課程の履修は計画的に!
履修スケジュールをしっかり立てて、
必要な単位を早めに取得することが大切
📌情報収集がカギ!
教職センターの教職カレンダーや履修要項を活用し、
最新情報を逃さないように!
📌温度差を理解し、主体的に取り組む!
受講者の意識に差があることを前提に、
自分の学びの姿勢を大切にしよう!
📌教職課程は人生の選択肢を広げる!
先生になってもならなくても、学んだことは必ず役に立つ。チャレンジ精神も大事!
✨さまざまな選択肢を視野に入れて、 大学生活の新たな一歩を楽しんでくださいね!
今後も新入生のキャンパスライフを支援する記事を「Nanzan Topics ! 」で更新予定です!
新着記事をお楽しみに!